《地獄》から脱出する《入札戦略》。入札を制するものはリスティングを制す。~音速なのには理由がある~


この記事のポイント:
ついつい軽視しがちな入札戦略。しかし、そこを改善するだけで大きな効果が得られます。
この記事ではあるストーリーを題材に入札戦略についてわかりやすくご紹介します。

1.音速の記憶

─ある日の午後、ジャストシステムのオフィス─

M「あれ?Tさん、また新しいマグカップ買ったんですか?」

T「・・・」

M「マグカップ集め、趣味なんですか?」

T「・・・俺が何を買おうがおまえには関係ない。」

Mの上司K「M、ちょっと来てくれ、新しいクライアントについて打合せをしたい。」

M「あ、はい!今行きます。」



Mの上司K「・・・ということだ。今回もよろしく頼む。Tにも協力してもらってくれ。」

M「はい。あ、そういえば僕はまだ入社して間もないんでよく分かっていないんですが、
Tさんってどうして《音速の貴公子》って呼ばれるようにまでなったんですか?」

Mの上司K「そうか、Mはまだそのことは知らなかったね。あれは5年前になるかな。当時はまだリスティング オートフライトのプロジェクトは始まったばかりで、Tも単なるエンジニアのひとりに過ぎなかったんだ。」



─5年前─

Tの同僚「お疲れ様!どうだ、今日は早く終わった事だし久しぶりに飲みにいかないか?」

T「そうだな。・・・いや、やめておくよ。父の誕生日が近いから、ちょっとプレゼントでも見にいくことにするよ。」

Tの同僚「おっ、そうか。親孝行だな。じゃあ俺もヒマだし一緒に付き合うよ。」

T「そうか、悪いな。確か駅前に洒落た雑貨店があったと思う。そこに行こう。」



T「こんにちは・・・。」

雑貨店の娘「いらっしゃいませ!」

T「あの、父親の誕生日が近いんですが、何かプレゼントにおすすめのものってありますか?」

雑貨店の娘「そうですね~。あ、そうだ!お母さーん、例のマグカップってどこにあったっけ?」

雑貨店の母「はいはい。そんな大きな声出さなくなって聞こえるよ。マグカップだろ?えーっと確かこの棚に・・・。」

T「・・・!」

Tの同僚「?どうしたT、何をそんなに驚いてるんだ?」

雑貨店の母「はい、お客さん。こちらが当店おすすめのマグカップだよ。」

T「・・・す、すみません。俺のこと、もしかして知ってますか?」

雑貨店の母「?、あれ、以前にもお見えになったことありましたっけ?すみませんねぇ。もの覚えが悪くって・・・。」

雑貨店の娘「・・・」

T「いや、何でもないです。じゃあこれ、いただいて帰ります。ありがとうございました。」

雑貨店の母「またお待ちしてますねー!」



Tの同僚「どうしたT、さっきの店を出てから顔色が悪いぜ?」

T「前に言ってなかったかな。俺には幼い頃、生き別れになった母親がいるんだ。」

Tの同僚「あ、そういえば前にそんなこと言ってたな。ってまさか、さっきのおかみさんが!?」

T「間違いない。目元のほくろまで同じだ。他人があそこまでうり二つなわけがない。ただ、俺のことはまったく知らないみたいだった。目を見ても顔色ひとつ変えなかった・・・。」



2.入札を制するものはリスティングを制す

入札調整を制す

─数日後、ふたたび雑貨店─

T「こんにちは。」

雑貨店の娘「あ、こんにちは!お父さん、プレゼント喜んでくれましたか?」

T「ありがとうございました。父も喜んでました。ところで、今日はお母さんの方は・・・?」

雑貨店の娘「あ、今は出かけていて・・・。母のことで何か?」



雑貨店の娘「・・・そうだったんですか。きっと母で間違いないと思います。実は母には私の父と出会う前の記憶が無いんです。」

T「記憶が・・・!?」

雑貨店の娘「理由はわからないんですけど・・・。」

T「そうですか・・・。ところで、このお店はもう長いんですか?」

雑貨店の娘「もう20年になります。でも最近は売上げも落ち込んできていて。思い切ってネット通販もはじめたんですけど、上手くいかなくて・・・。」

T「ネット通販というとリスティング広告とかにも出稿されているんですか?」

雑貨店の娘「はい、一応。でも全然売上げが上がらなくて・・・。結構難しいんですね。」

T「・・・俺に、手伝わせてもらえませんか?」

雑貨店の娘「え・・・?」

T「俺、今詳しくは言えないんですがリスティングに関するプロジェクトに関わっていて、それなりに知識もあります。迷惑は絶対におかけしません。仕事の帰りに少しだけ寄らせていただいて、リスティングのチューニングをするだけです。」

雑貨店の娘「で、でも・・・」

T「お願いです。やらせてください。」

雑貨店の娘「わかりました・・・それじゃあ、お願いします。」



─二日後の夜、雑貨店─

T「リスティング広告のポイントはいくつもありますが、アカウントの運用状況を見ると、《入札調整》に課題があるようです。今は、CVが月間58件、CPAが2,800円。おそらくまだまだ改善はできます。」

雑貨店の娘「ほ、ほんとうですか?」

T「多少、作業時間は掛かりますが。まず・・・・」

1. 目標CPAを設定する
今回の場合は、目標CPA=LTV×粗利率=2,200円
2. 競合の入札状況を確認する
目標CPAを下回っているキーワードの順位は必ずチェックする。主要キーワードについてはできれば毎日チェックする。CPCや掲載順に変動した場合は、競合の順位変動を疑い、入札の上下を判断する。
3. トレンドを確認する
特定のキーワードが目標CPAを下回っている場合、競合状況の次に、時期的要因を疑う。繁忙期ほどCPCの高騰や順位低下の影響を受けやすい。代表的なツールは《Google トレンド》。また繁忙期はクリック率だけでなくCVRも上がりやすい傾向にある。
4. 掲載順位が適正か確認する
多くの場合、上位表示を狙った方が最適化や分析が早いので成果を残しやすいが、運用が長くなった場合は必ずしも上位が正解とは限らない。一般的に以下の傾向があるので、目的に沿って試してみる。
入札単価CPACV数
上げる高くなる増える
下げる安くなる減る

T「これらの作業を日々、行っていきます。」

─それから1ヶ月間、Tは仕事帰りに雑貨店に寄り、約2時間ほどチューニングをして帰る。そんな毎日を過ごした─



雑貨店の娘「あ、Tさんこんにちは!」

T「こんにちは。どうですか、売上げの方は?かなり伸びてきたと思うのですが。」

雑貨店の娘「Tさんのおかげでぐっと伸びてきました。今月はリスティングの方もCVが78件、CPAも2,000円まで30%も下がりました。まだまだ今までのピーク時までにはいかないですが、これでも十分だと思います。」

CVとCPAの改善

T「お役に立てて良かったです。」

雑貨店の娘「あ、母に会われますか?Tさんの言われたとおり、あのことは秘密にしているんですが・・・。」

T「いや、大丈夫です。よろしくお伝えください。」



3.栄光を取り戻せ

老舗の衰退

─それから数週間後─

Tの同僚「おい、T!駅前の再開発の話、聞いたか?」

T「再開発?」

Tの同僚「何でもでかい商業ビルが建つそうだ。これでいろいろ便利になるといいなあ。」

T「再開発・・・」



─その日の夜、雑貨店─

T「こんばんは。」

雑貨店の娘「あ・・・。Tさん、こんばんは。」

雑貨店の母「あら・・・。こんばんは。」

T「あの、今日会社で駅前の再開発の話を聞いたんですが・・・。」

雑貨店の娘「・・・そうなんです。今ちょうどその話をしていて。ちょうど開発予定エリアにウチのお店も入っていて、立ち退かなくちゃいけなくなったんです。もちろんある程度のお金はもらえるんですけど。」

雑貨店の母「そうは言ってもねえ。場所を変えて今までのように上手くいくかどうかもわからないし。今だってそんなに楽な状況じゃないしねえ。もうそろそろ潮時かなって、ちょっと話していたんですよ。」

雑貨店の娘「お母さん・・・。」

雑貨店の母「ごめんなさいねぇ、なんだか湿っぽくなっちゃって。それじゃあたしはちょっと疲れたみたいだから奥に行くわね。何かあったら呼んでちょうだい。」

雑貨店の娘「・・・」

T「お店を閉めるんですか。」

雑貨店の娘「母は口ではああ言ってますけど、ほんとうは閉めたくないんです。父とずっと二人三脚でやってきたお店ですから。」

T「・・・」

雑貨店の娘「Tさん、もう一度、もう一度だけ力を貸してもらえないですか?昔みたいに売上げがもっとあがるようになれば、きっと母も元気が出て、新しい場所でももう一度やろうっていう気になると思うんです!」

T「一番、ピークだった時で今の売上げの何倍ぐらいですか?」

雑貨店の娘「私が記憶している限りでは倍ぐらいです・・・。やっぱり無理ですよね。」

T「やります。俺に任せください。必ず倍にしてみせます。」

雑貨店の娘「Tさん・・・。」

─今でも鮮明に覚えている母親との思い出。

俺のことは忘れていてもいい。ただ、役に立ちたい。

果たしてTは母親の思い出を守ることができるのか。

そして、《音速の貴公子》の秘密がついに明かされる─つづく─

4.入札調整の最適化でどれだけCVが増えるか

M「入札調整ってやっぱり大事なんですね!」

Mの上司K「そうだね。だけど時間がかかるのも事実なんだ。」

M「リスティング オートフライトならその部分も完全に自動化できるんですか?」

Mの上司K「そのとおり。高度な自然言語処理技術と機械学習を基盤に、独自のアルゴリズムを入札を最適化するんだ。それだけじゃなく、キーワードや広告文も自動的に最適化してくれるから、文字通りオートフライトで運用ができるんだ。」

M「なるほど!」

Mの上司K「リスティング オートフライトでは実際に使用しているコアエンジン:SLATを使用した流入シミュレーションを無料で受け付けている。最適化を行うことで今の流入からどれくらい有効なCV増加が見込めるのか、以下のボタンからぜひ試してみてほしい。」


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